【太鼓の達人】Lemonがサヨナラ曲になって思うこと

2021年8月24日（火）7:00 より、Lemonがサヨナラ曲になりました。つまりLemonが太鼓の達人でプレイできなくなったということです。今回はそれについて思うことを書いていきます。

太鼓の達人をプレイする人はどんな人か

Lemonの話の前に前提となるどんな人が太鼓の達人をプレイしているかについて考えていきましょう。

個人的に太鼓の達人をプレイする人は三種類に分かれると思います。

１種類目はゲーマーです。

ゲーマーは恐らく太鼓の達人にハマるでしょう。基本的にゲーマーは難しいものが好きです。ポケモンの6Vを厳選したり、ストーリーは簡単にクリアしてその後のやりこみ要素に全力をかけたりします。

そんなゲーマーにとって、太鼓の達人はかなり難しいゲームになってます。ドンとカッの二つの入力しかないとはいえその密度は高く、普通の人にとっては非常に難しいです。下の記事では太鼓の達人が難しい理由について書いています。

そして２種類目は楽器経験者です。

ピアニストやドラマーは比較的簡単に太鼓の達人に馴染み、難易度鬼も結構簡単にクリアしてしまいます。ドラマーのマイキさんやピアニストのよみぃさんなどはまさにそういうタイプですね。

基本的に楽器経験者などはある程度しっかりとしたリズム感があり、それをもとに上手く太鼓を叩いているのだと思います。

最後に３種類目は一般的な人々です。

ゲームもそんなにしないし、楽器も少ししか触ったことがないという人はこのジャンルに入ります。

ちょっとゲームセンターに行ったら太鼓の達人というゲームがあるから遊んでみるかという人が多いでしょう。

こういう人たちは鬼をクリアできる人は少なくて、難しいをクリアできるかなぐらいだと思います。

太鼓の達人は一般受けしない

先ほどの３種類目の人のほとんどは、太鼓の達人を継続してすることはないです。

つまり太鼓の達人は思ったよりも人を選び、難しいのだと思います。

これには理由があります。

太鼓の達人が一般受けしない理由

やはり人は自分ができないことを認識するのがつらいのです。

最近流行ったゲームを列挙していくとそのことが明確にわかります。

• パズドラ
• スプラトゥーン
• 荒野行動
• Fall Guys

などなど。

基本的には勝てなくても楽しいし、同じようなレベルの人と戦うのでずっと負けるみたいなことはあんまり起きません。

しかし太鼓の達人はノルマクリアできず成長できなければ、ずっとノルマクリアできません。

しかもリズムに合わないまま太鼓を叩くのも恥ずかしいので、楽しいか言われるとそうでもないです。

つまり太鼓の達人はノルマクリアすることやフルコンボすることに異常なほどの喜びが詰まっていて、ほかの部分はそれほどでもないということです。

まあ全良を狙うレベルになってくると叩くことが普通に楽しくなってきますけどね。

さあ戻りましょう。このことがLemonとどう関わっているのでしょうか。

太鼓の達人は一般受けを捨てたのではないか

Lemonがサヨナラ曲になったということは太鼓の達人に合わないと運営が判断したということです。

これはつまり一般受けを捨てたと捉えることができます。

Lemonは最近の一大ムーブメントを起こした楽曲です。

それなのになぜ切ってしまったのでしょうか。

Lemonをサヨナラ曲にした理由

Lemonは想像以上にリズムが難しいです。三連符の跳ねたリズムが多用されており、4分, 8分の一般的なリズムとは微妙に違うのです。

そしてこの跳ねたリズムは普通の人間には攻略不可能です。

特に日本人は裏打ちすることが不得意と言われています。

8分音符がきちんと認識できないということですね。

こういうレベルでは跳ねたリズムを認識不可能です。つまりLemonは一般の人にはほぼ演奏不可能なんですね。

この三連符のリズムが使われた曲はすぐアーケード版からなくなってしまうことが多いです。

などは三連符の曲で、サヨナラ曲になっています。

こういった難しい曲を太鼓の達人に入れたままにしておくと、太鼓の達人のイメージに対する悪いイメージを新規の人はいだいてしまいます。

Lemonは確かに名曲なのですが、太鼓の達人のブランディングのためにはしょうがない部分があったのです。

まとめ

Lemonがサヨナラ曲になったことはそう単純なことではなく、深い裏事情があったのですね。

太鼓の達人の環境を盛り上げていくためにこういった細かな調整が行われていると考えると感慨深いです。

この事実を噛みしめながら太鼓の達人をプレイするとまた違ったものが見えてくるかもしれませんねー